SCP-L-016
アイテム番号: SCP-L-016
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: 取り扱いの際は素手で触れないようにしてください。
説明: SCP-L-016は████社が開発していた点火装置です。形状は一般的なライターに酷似していますが,使用者の腸内にあるガスを燃料とします。当初は燃料を必要としない画期的な製品として話題になりましたが,モニター調査において,出力が不安定なことや,屋内で頻繁に火事の原因になったこと,事故後に使用者が周囲の人物に揶揄されたことなどが原因で,店頭での販売は見送られました。
その後,開発メンバーが立ち上げた企業において,便秘の痛みを緩和する医療器具として通信販売が行われたものの,ビルや飲食店を問わず火事が多発したため,SCP-L-016の販売と業務の停止が命じられました。
この文章はフィクションであり,実在の人物・団体とは一切関係ありません。
(c) 2018 jamcha (jamcha.aa@gmail.com).